And introduction of designer Eri Naminoue.
身飾り品とサラサファミリアの歴史、並びにデザイナーEri Naminoueをご紹介。
2018年3月25日更新
THALASSA FAMILIA r から MIKAZArIHIN(身飾り品) へ
THALASSA FAMILIA r とは?
MIKAZArIHIN (身飾り品)とは?
【身飾り品という新日本語源への挑戦秘話】
こんにちは。身飾りディレクターの浪上依里です。
本日はジュエリーやアクセサリーという表現ではなく、「身飾り品」という新しい概念を打ち出そうとしたのかを、少しだけお話しいたします。
世間一般的には、ジュエリーとは? = ダイヤモンドや金、プラチナなどの宝石を意味します。それは資産価値があり、貨幣相当の財産であり、特別な意識が強く、婚約指輪や記念品として求められます。
そして、アクセサリー用品とは? = ファッション性が高く、流行やシーズンによって使い捨てというと語弊があるかもしれませんが、 多くの物が比較的お求めやすい価格にて購入でき、消耗品感覚のお品物が多いのは事実です。シルバー用品やキュービックジルコニアなどは、ジュエリーやダイヤモンド、プラチナの代用品として世界中でよく知られるアクセサリー素材です。私は10年間ジュエリーとアクセサリーを両方取り扱う装身具メーカーに勤めました。その10年の経験を通じ、一つの疑問を抱くようになりました。
21世紀に入り、物の価値観が変わり始めた近年。お客様は価格表示やブランドネームの肩書きだけで選ぶのではなく「豊かさ」とは何か?単に高額な物が豊かさの象徴ではなく、選び方や使い方、物に込められた作り手の思いを重視して選ばれるのではないか?と感じ始めました。
当時、自分自身が店頭に立ち、お客様の選び方の変化を日々痛感していました。そのような疑問が、ある時このような決断に変わりました。物の価値は、お客様と作り手のシェイクハンドで決まる物。
「ダイヤモンドだから価値が高く、高級で大切な物。」
「アクセサリー雑貨だから安価で、使い捨てやファッションであるべき。」
このような感覚は、すでに30歳を迎える私の心には存在しませんでした。
時代に合った装身具を作りたいと自然に思い始めたのです。素材を問わず、年齢を問わず、ダイヤモンドでもイミテーションでも、ガラスでも、プラチナでも素材や技法も問わない新しい概念。幼い頃に母のクローゼットを見てドキドキ・ワクワクしたあの少女の頃の感覚を、大人になった今でも自分自身を飾る喜びとしてお客様に体感いただきたい。子どもから大人までに支持される装身具を作りたい。作り手の心や技術と、そして伝統継承の中にお客様との温かいコミュニケーションの中から生まれる物は、個人の宝物であり、それが本来の物を運ぶ私達のするべき「真の商人」ではないのか。その先のお客様の笑顔とその価値にふさわしい金額が、私達の本来求める真の価値ではないのか。
このような考えから、私はジュエリーでもアクセサリーでもない、この二つのどちらでも良く、どちらでもない物、つまりすべての装身具を含めた、 時代にあった新しい言葉を作りたい。私達は、その一本の言葉の元に人々の身を飾る品物を作るブランドでありたい。
「身飾り品」とは、年齢も、素材も、子どもからお祖母様までみんなを一つに繋ぐ言葉。
こうして私達は身飾り品を作る事に至りました。
少し長い解説となりましたが、最後まで読んで頂き、ありがとうございます。これからも私達は、皆様に愛される身飾り品を作り続けてまいります。
身飾りディレクター:Eri Naminoue
<エンブレムに込めた意味>
この船のエンブレムはデザイナー自身のスピリットが刻まれる為、Eri Naminoue の手掛ける作品には全て刻まれており次のような意味合いを持つ。
THALASSA + FAMILIA + r エンブレム解説
浪上 依里 / Eri Naminoue
MIKAZArIHIN ディレクター 兼 デザイナー
1981年8月7日:高知県、海の町、鰹の一本釣りの町に生まれる。浪上家の長女として、小さい頃から太陽と海の恩恵を受けながら育つ。2002年:株式会社ビヨンクールに入社。販売員スタッフとしてアクセサリーの勉強を始める。2006年:アクセサリーブランドのブランドマネージャーとして東京に転勤。以降アクセサリーディレクション演出業務に没頭。2010年:経験や技術に磨きをかける決意をし退職後、自ら総合的身飾り品会社の設立に向けて動き出す。2011年2月:日本発信の総合的身飾り品会社を設立。同時にブランド「THALASSA FAMILIA r」を立ち上げる。2013年3月:表参道神宮前にアトリエを開店。2014年:自らの総合的演出レーベル「エリオンザウェーブス」を立ち上げる。2016年3月:銀座百貨店1号店:プランタン銀座 身飾り品ストアを開店させる。2017年11月:妊娠・出産の為、株式会社 並びに身飾り品ストアを閉店。2018年3月:サラサファミリアからブランド名をMIKAZArIHIN(身飾り品)に改名し、2018年秋から冬にオンライン専門身飾り品ストアを開店予定。育児とのバランスを考え、この春から半年間の間は産休に入る。
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